東京都立北多摩看護専門学校の建物外観です。
1993年(平成5年)に第45回日本建築学会賞(作品賞)を受賞した建物です。
建物に入ると、5階までの吹き抜けがある玄関ホールがあります。
玄関ホールの中心にはソファーがあり、放課後や休憩時間には、学生同士、また、教員とのコミュニケーションの場として利用されています。
学生へのお知らせは、学習クラウドサービスの利用のほか、玄関ホールにある掲示板でお知らせ しています。
定員240名の講堂です。講義で使用するほか、始業式や終業式をこちらで行います。
そのほか、1日看護体験や学校説明会などの説明会会場としても使用しています。
看護系をはじめとする医学系の専門図書、その他一般図書を約1万5千冊、所蔵しています。
PCでの文献検索やDVDなどを視聴するブースもあります。
学生が実習やグループワークなどのほか、個人的な学習を深めるときに活用しています。
また、図書室司書の職員が、文献検索の仕方やおすすめの図書などを紹介するなどして、学生の学習支援を行っています。
図書室を出たところにある渡り廊下を渡ると、学生ホールがあります。
こちらでランチを食べたり、休憩したりするほか、放課後などの学習の場として自由に利用できます。
ドリンクや菓子パンなどの自動販売機や、電子レンジ、給湯器(冬季のみ稼働)を設置しています。
渡り廊下(図書室前の渡り廊下を渡って、右奥のドアを開けると学生ホールがあります)
本校には5つの実習室があります。
3階実習室では看護技術の授業を行います。2つの実習室あわせて20台のベッドがあり、3人で1台のベッドを使用して校内実習を行います。
実習室に隣接するデモコーナーは階段状となっており、教員が行う看護技術のデモンストレーションをよく見ることができます。3階と4階の実習室とデモコーナーは同じ造りとなっています。
4階の実習室には病院の4床室を模したモデル病室があり、より病院に近い環境で技術練習ができます。
また、モデル病室の隣にある実習室には、沐浴槽や子ども用ベッドがあり、空間を広く使った様々な実習が行われます。
5階には在宅実習室があり、在宅看護論の訪問看護技術の実習を行います。入口にはチャイムが付いていて実際に音もします。実習室の奥には車いすで使用することのできるトイレが浴室もあります。