2年生が12月9日~20日の2週間で奥多摩、伊豆大島、三宅島の3つの地域に分かれて校外学習に行ってきました。へき地医療と看護では、東京都の山間部や島しょ部における医療の実際を学ぶことを目的としています。病院や診療所での医師の診療を見学し、地域住民へのインタビューを行いました。また、地域包括支援センターや特別養護老人ホームでの見学も行い、医療だけでなく保健や福祉との連携の重要性について学ぶことができました。校外学習の発表会では、「医療スタッフの温かく丁寧な関わりがとても印象的だった。住民1人ひとりと向き合い、その地域で暮らし続けたいと思う気持ちに寄り添った医療・看護が提供されていた。都市部と比較すれば人的・物的資源には限りがあるが、様々な職種がお互いの顔が見える関係性の中で連携することで、より良いチームワークが発揮されているように思えた」という学びの報告がありました。また、奥多摩の大自然で見た景色、伊豆大島の海で見た雄大な夕日、三宅島でのザトウクジラの姿は、学校生活におけるかけがえのない思い出となったようです。現地で学んだ経験は、今後の看護学生としての成長につながっていくことと思います。