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「第76回戴帽式」を開催しました

更新日:2025.06.10 イベント

令和7年5月23日(金)、広尾看護専門学校では、第76回戴帽式を開催しました。

厳かな雰囲気の中、戴帽生一人ひとりがナースキャップを頂きました。

戴帽生74名は、ともしびを胸の前に掲げ、「看護の道を志した初心を忘れず、仲間と助け合い、切磋琢磨しながら成長して行く事を誓います」と宣誓しました。自分たちで考えた誓いの言葉には、それぞれの想いが込められており、真剣なまなざしがとても印象的でした。そして、戴帽賛歌としてGReeeeN(現:GRe4N BOYZ)の「遥か」を歌い上げました。歌声はとても力強く、戴帽生の想いが会場全体を包み込み、教職員や参列した御家族の胸にも深く響きました。

篠原千鶴子校長の式辞では、「よく聴き、よく観て、感じ取ることを大切にし、患者の発するサインに気づき、患者の思いに沿った看護ができるようにしてほしい」というメッセージがありました。

また、記念講演では、国境なき医師団として地中海で難民救助船に乗り、助産師として救助活動されていた小島毬奈先生をお招きしました。「あなたの見たい景色はなんですか」というテーマでお話しいただきました。「本気で生きなかった人生を後悔するのは自分」というメッセージとともに、「私はどのように生きたいのか」と自分に問い、行動されてきた小島毬奈先生の姿は、戴帽生を含む学生たちの心にまっすぐ届いていました。

戴帽生は、この日のために日々練習を積み重ねてきました。その成果として一体感のある素晴らしい戴帽式となりました。

看護の道を進む決意を新たにした戴帽生は、仲間との絆を大切に、来月から臨地実習に臨みます。