令和8年3月6日(金曜日)に、広尾看護専門学校の第75回卒業式が行われ、卒業生73名が学校を巣立ちました。
篠原千鶴子校長は式辞で、ミラノ・コルティナオリンピック日本代表の平野歩夢選手の姿勢に触れ、「誰かと競うのではなく、自分と戦い続ける」ことの大切さを紹介しました。看護の現場でも、自分自身と向き合い、学び続ける姿勢が専門職としての力になると卒業生に呼びかけました。また、看護は一人で完結するものではなく、医師や他職種、同僚など多くの人の力を借りながらチームとして行動する仕事であり、チームで医療を提供することで患者の「生きる力」を支えることができるとして、現場に出てからも周囲と連携しながら歩んでほしいと激励しました。
東京都立広尾病院の田尻康人院長からは、「人に寄り添う心を大切にし、その人らしさを尊重する心を忘れないで欲しい。」との言葉をいただきました。
卒業生代表の答辞では、在学中に支え合いながら学んだ日々への感謝と、看護の道へ進む決意が述べられました。答辞の途中で涙ぐむ場面も見られ、会場は温かな空気に包まれました。今年度は、卒業生と在校生それぞれが別れの歌を合唱し、互いの歩みをたたえ合う歌声が響き、節目の一日を彩りました。
卒業生は、これまでに培った知識と技術を胸に、それぞれの就職先で看護の第一歩を踏み出します。学びへの誇りと周囲への感謝が感じられる、素敵な卒業式となりました。