広尾看護専門学校では、9月12日(金曜日)、DXを活用した校内実習を行いました。「臨床看護の実践」の科目においては、実際の臨床現場を想定し、2名の患者さんを受け持ちながら、状況に合わせて優先度を考えながら看護を実践します。タブレット端末を使用し、教育用電子カルテで患者の情報や指示を確認しながら行いました。今までの校内実習では、紙面による指示受けであったため、電子カルテの見方に戸惑いながらも、教員から指導を受けながら進めることができました。
学生より、「複数の患者を受け持ったので、調整するのが大変だった」「頭が真っ白になった」との感想が聞かれました。臨床現場では、複数の患者さんを受け持ちながら、患者さんの状態に合わせて臨機応変に動かなければいけません。
今回の校内実習では、状況に合わせて考えて行動することの難しさを学ぶことができたのではないかと思います。この学びを、10月の統合実習で生かしてもらいたいと思います。