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実習報告(1年生)

更新日:2025.11.21 その他

令和7年9月に、初めての実習である「看護の基礎実習Ⅰ」を3日間行いました。病院の施設内や看護師の仕事を見学させていただき、実習後半にベッドサイドで患者さんとコミュニケーションをとらせていただきました。

 

病院施設の見学では、グループに分かれ、看護師さんに説明していただきながら院内をまわりました。内科、外科、泌尿器科、救急外来、地域包括など、さまざまな診療科がありました。また、患者さんの食事を作る栄養士、薬を調合する薬剤師、物資を管理している方など、医師や看護師だけでなく、たくさんの医療従事者が集まって構成されていました。

 

看護師さんの後ろについて実際に患者さんへの援助を見学するジョブシャドウも体験しました。患者さんの症状や状態、必要とされる援助内容がひとりひとり違うため、その人に合った対応をされていました。また、声が聞こえづらい高齢の方には、大きい声でハキハキと話すなど工夫されていました。歩くのがとても速く、ひとつの処置が終わると素早く次のベッドに移り、常にテキパキと行動している姿が素敵でした。

 

今回の実習で初めて患者さんとお話する機会をいただき、もっと知識をつけなければと感じました。自分の受け持った患者さんの病気に関する知識が乏しく、どのように接していいかが分かりませんでした。しかし、患者さんはとても楽しそうに話してくれました。その姿を見て早く元気になって欲しいと心から思うとともに、患者さんに信頼される看護師になりたいと感じました。そのために引き続き勉強を続け、校内実習などで学んだことを、次の実習に活かしていきたいです。

 

最後に、実習を受け入れてくださった患者さん、ご指導いただいた病院のみなさんに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。