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戴帽式について

更新日:2025.06.13 イベント

2年生74名は令和7年4月25日(金曜日)に戴帽式を行いました。

記念講演ではNPO法人災害看護支援機構理事の山﨑達枝先生から貴重なお話を頂くことができました。山﨑先生は国内・国外問わず様々な災害現場でご活躍されています。その中には、病気にかかっても病院に行けないような人が多くいる国もありました。講演を聞く中で、通訳を介しての関わりになることで話が思うように伝わらないことや、文化の差異があることで思うように看護ができない時もあると話されていました。習慣や環境が大きく異なる状況の中でも、看護活動を続けたいという強い気持ちを持ち、率先して行動する山﨑先生に強い尊敬の念を抱きました。山﨑先生の様々な経験から、どの場面においても患者さんに寄り添う姿勢や観察といった看護の大切さを実感しました。

 

戴帽式では先生方からナースキャップをつけて頂き、大きな灯から一人ひとり小さな蝋燭を灯しました。戴帽式で述べた誓いの言葉は、2年生で話し合って作りました。皆で灯を持ち、誓いの言葉を声に出すと看護師を志す者として一段と気が引き締まりました。また、3年生からは励ましの言葉を頂き、より一層頑張ろうという気持ちになりました。伝統的な戴帽式ができて嬉しく思います。夏の臨地実習を控えて不安や緊張もありますが、仲間と共に助け合いながら看護師を目指します。