小雨が降る早春、令和8年3月3日(火曜日)、学生76名が3年間の学びを胸に、看護師への第一歩となる卒業式を迎えました。
卒業式に先立ち、和光病院元院長 今井 幸充先生を講師にお招きし、卒業記念講演が行われました。医師である今井先生からは「卒業生へのメッセージ」として、これから“看護を学ぶ学生”から“看護のプロ”へと歩み出すことの意味が語られました。また、「看護の専門性とは何か」という問いが繰り返し投げかけられ、その本質を深く考える貴重な機会となりました。
卒業式では、厳かな雰囲気の中、髙橋 幸恵校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が授与されました。
来賓には、日頃から本校の教育にご支援をいただいている、東京都立多摩南部地域病院の院長 桂川 秀雄様と日本医科大学多摩永山病院 副院長 看護部長 小見山 かおり様より、ご祝辞を頂きました。
校長式辞では、3年間で106単位・3016時間に及ぶカリキュラムを学び抜いた卒業生の努力に対し、深い敬意が表されました。さらに、これから看護の現場に立つ皆さんが、時に「困難」という壁に直面することがあるだろうと述べられました。しかし看護は決して一人で完結するものではなく、仲間と支え合い、助け合うことでその壁を乗り越えていく専門職であることを強調され、支えてくれる仲間の存在を大切にしながら、自分らしい看護を実践してほしいと熱いエールが送られました。
答辞では、卒業生を代表した学生が、3年間の思い出を振り返りながら、仲間や先生方、実習でお世話になった病院関係者、そして患者様への深い感謝の気持ちを述べました。さらに、「学生生活で育んだ思いやりの心と、学び続ける姿勢を大切にし、それぞれが目指す看護師像に向かって努力を惜しまず進んでいきます。」と力強い決意を語りました。
最後に、卒業生による巣立ちの歌として「3月9日」が心を一つにして歌い上げられ、歌声が会場に響き渡ると、会場は温かな拍手に包まれました。
教職員一同、卒業生のこれからの歩みを心より応援しています。

