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実習報告(1年生)

更新日:2023.12.07 その他
1年生「看護の基礎実習Ⅰ」に行ってきました!!

1年生は9月24日から26日まで3日間、看護の基礎実習Ⅰの実習で臨地に行ってきました。実際に病棟や、ナースステーションに入るのは初めてだった為、とても緊張しましたが、指導者の方々や学校の先生が温かくサポートしてくださったので、安心して実習に取り組むことが出来ました。

この実習で学んだことを3つ紹介します。

1つ目は、多職種連携です。病棟ではチームで動くことが多く、実習先の病棟では1人の患者さんに対して2人の看護師が受け持ち、常にお互いの状況を把握し合いながらスムーズな対応を行っていました。また、朝の回診では医師と看護師だけでなく、薬剤師も加わり患者さんの情報共有や意見交換を行っていました。その他、検査の際には臨床検査技師と連携をとったり、退院される患者さんの栄養相談について管理栄養士と連携をとったりと、より良い医療と看護を患者さんに提供するために、多職種連携を細やかに実施していることを学びました。

2つ目は、ダブルチェックです。与薬の前には看護師2人で必ず声を出して確認を行っていました。こういった確認をしっかり行うことによって患者さんの安全を守っていることを学びました。

3つ目は、患者さんとのコミュニケーションについてです。私が今回話す機会があった患者さんは、軽度の認知機能の低下が見られ、質問をしても返事が返ってこないことが何度かありました。そのため、「はい」「いいえ」で答えられるクローズドクエスチョンを用いることでコミュニケーションをとることができました。初めは声を出して頂くことも難しかったのですが、少しずつ患者さんからも話しかけてくださるようになり、とても嬉しかったです。このようなことから、患者さんに合ったコミュニケーションの方法をとることで、患者さんのことを知ることができ、患者さんの思いを引き出すことにつながると感じました。そしてそれがとても大切であることを学びました。

今回は初めての実習でしたが本当に様々なことを学び、考えることができ、とても貴重な経験となりました。この実習で学んだことを今後の座学や、校内実習の中でも取り入れて活かしていき、私の理想とする看護師に一歩でも近づけるように日々努力を続けていきます。

 

最後になりますが、このような学びの場を提供してくださった病院関係者の方々、患者様に感謝申し上げます。