10月24日(木曜日)、南多摩看護専門学校では、東京都看護職員地域確保支援事業の一環として「看護師復職支援研修(学校に戻って体験コース)」を開催しました。
この研修は、再就業を希望する看護職の方を対象に、看護技術の再習得や最新の看護の動向等を学ぶことが出来る機会として開催しているものです。
今回の研修は、「点滴静脈内注射の準備と実施」をテーマに、臨床で実施する頻度が高く、復職してから役立つ看護技術について学んでいただきました。講義では、最初に基本的な知識や技術を確認し、その後、薬剤の作成準備や実際にモデル人形を使って静脈内注射の実習を行いました。最初は技術に不安がある様子も見られましたが、徐々に注射器や針を取り扱う感覚を取り戻している様子でした。研修終了後のアンケートでは、「紙面では学べない体験ができた。」、「自分のできている部分とできない部分が明らかになってよかった。」など前向きな感想が寄せられました。
南多摩看護専門学校では、再就職を希望する方が復職につながるよう、今後も受講者の関心に合わせた研修を企画・運営し、地域医療で活躍する看護職の復職支援に向けて取り組んできます。