4月8日(火曜日)、板橋看護専門学校では、55回生86名の入学式を執り行いました。きれいな桜が希望に胸を膨らませた新入生を迎え、来賓・保護者の参列する中、全学年揃って新入生を祝うことができました。
新入生紹介では、呼名されると元気に返事をして立ち上がる一人ひとりの姿から、これから始まる学校生活の期待と緊張が伺えました。
実習病院の東京都健康長寿医療センター理事長兼センター長の
新入生宣誓では、新入生代表が、「この学校に入学するまで、多くの人の支えがありました。感謝の気持ちを忘れず、3年間頑張っていこうと思います。」と決意の言葉を述べました。
新入生が同じ志をもつ仲間と支えあいながら様々な困難を乗り越え、人として看護師として成長し羽ばたけるよう、教職員一同応援していきます。
会場の様子
校長式辞
新入生宣誓
4月18日(金曜日)、板橋看護専門学校では、防災訓練を行いました。
はじめに、学習クラウドサービスを利用した災害時緊急連絡訓練を行いました。通学途中や実習先で被災した場合に、学校へ安否を報告する方法を練習しました。
避難訓練では、今年は初めての試みで、教員は教務室内におり、教室内には学生のみの状況で、地震発生後実習室から出火したという想定で訓練を行いました。
これまでの訓練のような、学生と教員とが同じ教室にいる想定とは異なる状況での訓練でしたが、学生のみでも慌てることなく自分の身を守り、その後、教員の指示のもと安全かつ速やかに避難することができました。
訓練後には、
避難訓練後には、動画で火災発生時の消火について学びました。その後、板橋警察署の方から、交通安全指導として、自転車の安全な乗り方についての講話と、防犯の講義として、護身術とさすまたの使い方について説明がありました。
学生・教職員一同、防犯・防災について考える貴重な機会となり、充実した訓練を行うことができました。いざという時に安全かつ落ち着いて行動できるよう、日ごろから意識していくことの大切さを改めて認識しました。
校長先生の講話
動画で学ぶ消火器の使い方
防犯・模範演技
防犯・実践
4月25日(金曜日)、板橋看護専門学校では、【勝破笑美戦(かっぱえびせん)~青春を取り戻せ~】をテーマに、区立小豆沢体育館で体育祭を開催しました。このテーマは、「“勝”利を目指し、己の力を“破”って、“笑”顔で、“美”しく“戦”う」という意味で、やめられない・とまらないをモットーに、全力で体育祭に取り組もうという意味が込められています。体育祭の目的は、学生間及び学生と教職員との親睦を深めること、体力の向上を図ることです。
開催にあたり、3年生の代表者から「正々堂々と闘い、楽しむことを誓います!」と元気のいい宣誓がありました。
各クラスが一丸となり、大縄跳び、玉入れ、綱引き、ドッジボールを競いました。玉入れでは、学生1位のクラス対教員チームで対戦し、会場は大盛り上がりでした。
今年度は、医療政策部から新倉部長、医療人材課の橋本課長代理と嶋根主事が来られ、準備体操や玉入れ、ドッヂボールなどの競技に参加されました。
閉会式では、新倉部長より賞状が授与され、笑顔いっぱいの一日となりました。
これからの学生生活においても、学生がともに助け合いながら『看護師になる』という目標に向かって、頑張ってくれることを教職員一同願っています。
力を合わせてえんやこらっ!
円陣で気合 200%!!
1 つでも多く入れたい玉入れ!!
令和7年5月24日(土曜日)、板橋看護専門学校では一日体験入学を実施しました。
このイベントは、フローレンス・ナイチンゲール生誕記念日である5月12日の「看護の日」にちなみ、毎年実施しています。今年は、高校2年生から社会人まで73名が参加し、看護体験を通して看護専門学校の理解を深めました。
参加者には、「モデルベビー抱っこ」「チャイルドビジョンめがねを使用した子供の視野」「 シミュレーターを使用した聴診器」の体験をしてもらいました。参加者は熱心に説明に耳を傾け、在校生や教員と一緒に和気あいあいと楽しく体験していました。
懇談会ではグループに分かれ、学校生活の様子や受験対策などについて具体的な質問があり、活発な意見交換がされました。参加者からは「優しく丁寧に接して頂き、教員と学生の距離感が近く、雰囲気がとてもよかった。」「実習の時の話を具体的に聞き、看護職は患者さんにとって存在が大きいと実感でき、早く仕事に携わりたいと思えた。」「懇談会では、学校の雰囲気がわかり細かく話を伺えてよかった。」「先生と先輩がとても優しそうで、看護への道がひらけたように感じた。」「子供の視野体験、モデルを用いた体験、聴診器の使い方など看護体験ができて良い学びになった。」「教室や模擬病棟など、これまで行ったオープンキャンパスの中でこんなに設備が整っている学校は初めてだったので良かった。」など嬉しいコメントをいただきました。
今後も、看護師を目指す皆様に、板橋看護専門学校の魅力を広く伝えていきたいと思います。
モデルベビー抱っこ体験
チャイルドビジョンめがねを使用したこどもの視野
シミュレーターを使用した聴診器体験
懇談会の様子
【在校生からのメッセージ】
学校説明会を開催しました!
板橋看護専門学校は、7月28日(日曜日)、8月24日(土曜日)に学校説明会を開催しました。猛暑の中、大勢の入学希望者や保護者等の参加がありました。(1回目160名、2回目111名、3回目133名、3回合計404名)
学校の沿革、新カリキュラムの授業内容、国家試験対策、就職支援などの説明後、在校生からの学校紹介、本校の受験対策についての説明がありました。その後、4グループに分かれて、校内の見学を行いました。実習室では、シミュレーターや移動用リフト、乳児人形、身体モデルとそれぞれの看護学の特性を活かした教材が展示され、参加者はモデル人形に触れたり熱心に見学し、質問をされていました。
在校生との懇親会では、学校生活、国家試験対策の他に本校の受験対策などの質問が寄せられ、在校生は丁寧に 自分の経験を話していました。アンケートでは「ホームページではわからない詳細な話が聞けた。」
「学生からの説明がわかりやすくてよかった。」「施設が充実していた。」「この学校に入学して勉強したい。」等の感想が寄せられました。
本校の良さを知っていただくとともに看護の道を志す方々を応援する機会となるよう、今後ともわかりやすい学校説明会の開催に取り組んでいきたいと思います。
【模擬病棟見学の様子】
【乳児モデル】
【成人モデル】
10月25日(金曜日)と10月26日(土曜日)に2日間、板橋看護専門学校で「第54回銀杏祭」を開催しました。
今年度は、『看護でつながる地域の輪!』をテーマに、1日目は、在校生を対象にしたイベントを行いました。前半は3年生によるケーススタディで学内投票により選出された代表5名の学生が、隣地実習の看護の学びを分かりやすく発表しました。後半は1・2年生のクラス発表、有志の学生による息の合ったダンスの披露、看護に関連したクイズなどを行い、大変盛り上がりました。
2日目は、5年ぶりに1日を通して一般公開を行い、地域の方や入学を志望する高校生、在校生の家族等118名の方に来場いただきました。
一般公開の銀杏祭は、2・3年生にとっては2回目、1年生は全員が初めての経験ではありましたが、準備の段階から主体的に取り組むことができました。救命救急体験やミニ健康チェックなどの看護体験、栄養バランスを考えた模擬店、収益の一部を能登半島地震に寄付することを目的としたチャリティバザーを行いました。また、学校説明会も開催し、学校案内や在校生との交流、学校PR委員会の学生が作成した、学校生活がわかる動画上映などを実施しました。
公開講座では、「『 手軽にできる体操で、健康を維持しよう‼ 』~大黒体操*~」をテーマに、当校教員が講義を行い、大黒体操を実施しました。参加者からは、「肩こりがすっきりしました。」「身体が暖かくなった。」、「リラックスできた。」などの感想が寄せられました。
当校の魅力を伝える非常に良い機会となり、学生及び職員一同、来場いただいた皆様に感謝しております。
当校では、今後も都民の皆様のお役に立てる学校祭や公開講座を開催していきます。
*大黒体操:元競輪選手が提唱する、子供からお年寄りまで簡単にできる体操のこと。
1日目ケーススタディ発表
1日目クラス発表のダンス
2日目の救急救命体験
来年度最終学年になる2年生に対し、12月と2月に就職説明会を開催しました。
第1回令和6年12月16日(月曜日)は、健康長寿医療センター、豊島病院、駒込病院、大塚病院、墨東病院、北療育医療センター、複十字病院、成増厚生病院、板橋区医師会病院、土田病院、水野記念病院(WEB)、東京都立病院機構採用担当者から就職に関する説明をしていただきました。
第2回令和7年2月4日(火曜日)は、大久保病院(WEB)、広尾病院(WEB)、小児総合医療センター(WEB)、府中療育センター、多摩総合医療センター、荏原病院、東部地域病院、東部療育センター、小豆沢病院から就職に関する説明をしていただきました。
各病院で活躍されている卒業生から、就職後の実際のお話を伺うことができ、学生は卒業生の経験談に耳を傾け、真剣に話を聞いていました。
12月13日(金曜日)、板橋看護専門学校では、「第54回 戴帽式」を行いました。在校生や保護者、来賓の方も参列し、多くの方に見守られる中で行われました。
式に先立ち行われた記念講演では、地方独立行政法人 東京都立病院機構 東京都立墨東病院看護師長より「看護師の道を目指すあなたへ」というテーマでお話しいただきました。講師ご自身の臨床での経験談や、看護師長という立場からの貴重なお話に、学生たちは興味深く聞き入っていました。
戴帽生は、2年生から贈られたコサージュを胸に、厳かな雰囲気の中、「看護師を目指すものとして常に看護とは何かを追求し、患者様のその人らしさを支え、一人一人の対象にあった看護を提供できるようになることを誓います」と全員で誓いの言葉を唱和し、決意を新たに看護の道を進むことを誓いました。
当校校長の式辞では、自身が学生時代に経験した「患者さんとの関わり方で悩んだこと」「患者様と向き合い続けること」についてお話がありました。「患者様と向き合い、全身から発しているメッセージを感じ、その人に必要な看護を追求していってほしいと願っています」との先生の言葉は学生たちの胸に強く響いていました。
学生による賛歌では全員の歌声が一体となり、とても感動的な式となりました。当校教職員一同、今後も全力で学生たちの学びの支援をしていきます。
平野 勇氏の講演
贈られたコサージュ
戴帽の儀
灯とともに誓いを唱和
2月6日(木曜日)、板橋看護専門学校では、第114回国家試験に向けて国家試験激励会を開催しました。
まず、蘆田洋子校長から激励の言葉があり、「わからない問題が出ても落ち着いて正解を見つけましょう。最後まで集中して頑張ってください。」とアドバイスがありました。その後、教職員からは愛情のこもった応援エールがあり、学生の間からは笑いも起こりました。
受験票配布の後、3年生担任より教職員からのメッセージ入りの応援グッズが学生一人ひとりに手渡されました。応援グッズには、お菓子の詰め合わせと携帯カイロ(ホカロン)が入っていました。
学生からは、「先生方から言葉をもらい、頑張ろうという気持ちが強くなった。」、「先生方からの声援は愛情を感じ、嬉しかった。」、「久しぶりに楽しい時間が過ごせた。」などの言葉がきかれ、学生船員が合格に向けて士気を高めたようでした。
たくさんの応援を受けて、いよいよ2月16日の看護師国家試験に臨みます。目指せ!全員合格!
教職員からのエール
メッセージ入り応援グッズ
一人ひとりへ手渡し
令和7年3月7日(金曜日)、板橋看護専門学校では、第52回卒業式を行いました。
76名の卒業生は白衣に身を包み、学生自治会から贈られたコサージュを胸につけ、少し緊張した面持ちで、
校長式辞では、「医療チームの一員としての貢献、自分の役割、ミッションを理解し責任と自覚を持って行動すること」について願いを込められました。また、来賓祝辞では、東京都立駒込病院院長
卒業生の答辞では、病院での実習を振り返り、患者様から学ばせていただいたエピソードや臨地実習病院関係者や教職員、家族への感謝、3年間学習したことをこれからの看護に活かしていきたいとの決意が述べられました。
最後に、「旅立ちの日に」を合唱し、卒業生が一体となる歌声が会場に響き渡り、これからの決意が伝わる素晴らしい式典となりました。
当校での学びを臨床の場で活かし、めまぐるしく変化する医療の中でも、常に患者様を思い、向上心を忘れない看護師を目指してほしいと願っております。教職員一同、いつでも学校から応援しています。
卒業証書授与の様子
自治会から贈られたコサージュ
蘆田洋子校長からの祝辞
「旅立ちの日に」合唱